環境保全型農業技術研究会

酒米品種：五百万石
精米歩合：55％
醸造元：千代の園酒造（山鹿市）
開始年：1997年
産山村の清らかな水で育った農薬、化学肥料不使用の酒米「五百万石」を１００％使用。
水田の雑草を抑えるために田植えの後に水田に鯉をいれています。
1月頃に限定で販売される無濾過生原酒は瓶の中で発酵が進んでいるので、シュワシュワする炭酸感も楽しめます。

買えるお店：千代の屋（阿蘇市）、いのもと酒店（熊本市）

酒米品種：吟のさと
精米歩合：58％
醸造元：瑞鷹酒造（熊本市）
醸造開始年：2005年
九州沖縄農業研究センターが育成した酒米「吟のさと」を農薬や肥料を一切使わない自然栽培で育てました。
純米吟醸崇薫は2020年にフランスで開催されている日本酒コンクール（品評会）　「Kura Master」でプラチナ賞を受賞しました。

崇薫（瑞鷹酒造ホームページ）
　↑買えるお店も掲載あり

酒米品種：山田錦
精米歩合：５５％
醸造元：澄川酒造（山口県萩市）
醸造開始年：2005年
南阿蘇村で農薬はもちろん有機肥料さえ一切使用しない自然栽培で育てた酒米「山田錦」を１００％使用し、「東洋美人」の銘柄で有名な澄川酒造で醸造しました。　
草丈の高い「山田錦」は稲刈り頃になると倒伏するのが当然と思われていますが、自然栽培の山田錦は草丈があまり伸びず、一穂籾数もやや少ないので倒伏しません。
玄米のタンパク含有率も低いので、高度精白をしなくてもおいしいお酒になります。

酒米品種：雄町
精米歩合：５５％
醸造元：千代の園酒造（山鹿市）
醸造開始年：2008年
買えるお店：渡辺商店、自然派きくち村
熊本県を代表する米どころ菊池市で、菊池環境保全農業技術研究会のメンバーが自然栽培で育てた酒米「雄町」を原料に千代の園酒造で醸造しました。日本酒酵母には「熊本酵母」を使用しています。昭和27年ごろ、熊本県酒造研究所の醪から分離された酵母です。仕込みの水は菊池川源流のひとつ八方ヶ岳の麓の山水です。地元のお客様には「稀にみる極上の純米吟醸酒」とのご好評を頂きました。

原料米品種：あきげしき
精米歩合：９０％
醸造元：梅木正一
醸造開始年：2002年
買えるお店：きよらカアサ（南小国町物産館）
長年米の有機栽培に取り組んできた梅木正一さんが阿蘇地域がどぶろく特区になった事を活かし、2002年からどぶろく醸造を開始しました。日本酒とは一味違うお米のつぶつぶ感や、瓶の中で発酵してできる二酸化炭素のシュワシュワ感もお楽しみください。
瓶の中で発酵が続いているので低温での保管が必要です。
普通に飲んでももちろん美味しいですが、暑い季節はどぶろくを冷凍して、シャーベット状でたべるのもお勧めです。